indesign スモールキャップによるトラブル
個人的には、あまり使うことのない
機能の中に「スモールキャップ」って
言うのがありますが、
先日それが原因でトラブったので備忘録
久々にしておきます。
環境はindesign cs4です。
ワードによるデータ支給で、
流し込んだのですが、
大体、経験でワードの読み込みによるトラブルは
理解しているのですが、
スモールキャップと言うのは伏兵でしたね。
ワード的には「小型英大文字」って言うみたいです。
トラブルの内容は、
小型の「D」文字が小文字の「d」に
成ってしまっているという
お客様からの修正依頼でした。
それでindesignのデータを確認してみたのですが、、、
ちゃんと成ってるよな、、、、、
文字ウインドウのプルダウンからもしっかり
設定が入っていることを確認
お客さんとはPDFで校正を
とっていたので
まさかと思いPDFを出力
なるほど、スモールキャップが
外れている、これはいかん!
インデザ上では見た目問題ないが、
PDFや出力へ回して変なことになるのは
良くある事ですからね、
対策としては、まあ段落スタイルかなと思い、
段落スタイルを解除
フォントを直接指定したら、
直りました。
バグですかね、、、、
ちなみにindesign CC2017では、
この問題はちゃんと修正されていました。
CS4愛用者はお気をつけください。
indesign ブックからのカラープロファイルのアラートについて
インデザで作業していて、最終的にブックで
ファイルを結合して、いざこれから最終確認だ、
と言うときにアラートが出ると、
気持ち的にブルーになってしまうのですが、
つい先日こんなんでました。
プロファイルは、基本、ジャパンカラーが
作業用スペースには割り当てられていて、
ファイル保存時は埋め込みはしない感じなんですが。
データ制作時にはこれと言って
気付かなかったのですが、ブックにしてPDFを
書き出そうとしたらこのアラートに
出くわしたのです。
「カラープロファイルのソースが異なるため予期しない出力結果となる可能性があります。マニュアルのカラーマネジメントワークフローのセクションを参照してください。」
こちら、リンク関係のファイルをあたっても
これと言って怪しいファイルは
無かったのですが、ブックを構成する
インデザファイルの一部に、
外部からの支給データがあり、
そちらのファイルのプロファイルの
割り当てがおかしくなって
いたのが原因でした。
「編集」から「プロファイルを割り当て」を開き
プロファイルを見ると
U.S. Web Coated
なるものになっていました。
このデータを作ったのは
外人さんだったのでしょうか?
まあ、この設定を、
「処分して現在の作業用スペースを使用」
にして、無事、アラートを
消すことに、成功しました。
外部からのインデザのファイルは
何かと個性的なところが多く、
なかなか取っつきにくいところがあり、
注意したいところですね。
illustrator CCでアンシャープマスクを使う
イラレで作業していると、埋込画像なんかでちょっとボケボケしてんなコイツ、ってな時に重宝していた、「効果」から「シャープ」と行っての「アンシャープマスク」、こちらCS6から無くなってしまったのですが、なんで無くしてしまったのかAdobeさんっ!
フォトショもって行けばなんて声は置いておいて、こちらどうしても、俺は「効果」から「シャープ」と行っての「アンシャープマスク」派なんだよと、言う方に、オススメしませんが、CCでも使う方法があります。
用意する物は、CS5以下で作成したアンシャープマスクの効果を使ったファイルがあれば良いです。
これをCCで開けば、ちゃんとアピアランスにそのお姿が拝めます。
こちらの効果を、拾って使えばよいのです。
Before
after
こちら、アピアランスをダブルクリックしても、設定がいじれないので、効果のコピー元の設定値になります。
イラレのアンシャープマスクが復活して頂ければ良いのですが。
アンシャープマスクはイラレ派という野郎どもに捧げます(笑)
illustrator リンク画像のラスタライズにて妙なライン
illustrator CS4にてリンク画像をラスタライズしたら
写真のようなラインが入ってしまった。
このライン透明らしく、下が透けて見える、試しに透明無しのラスタライズを実行したが、やはりラインは入ってしまった。
ためしにillustratorCCでも実行、位置は違うが発生。
全ての画像に発生するわけではなく、一部の画像に発生、リンク先のPSDに問題があるのかもしれないが、これと言った原因は特定できず。
回避方法としては、PSDのリンクファイルを直接ライスライズせずに、いったんリンクファイルを埋込してから、埋め込んだファイルを希望の解像度を指定してラスタライズする事で解決できた。
下記の写真は350dpiでラスタライズした。
この妙なラインは、カラープルーフで発見、危うく印刷をしてしまう所でした;;;
この仕事、写真の大小の変更指示が激しく、リンク先画像のオリジナルの解像度を維持して、校了を頂いたタイミングで、ラスタライズ化を実行、350dpiに統一しアンシャープマスクをかけ、カラープルーフを出した次第であります。
いつもと違うワークフローを行うと、思わぬ事に遭遇しまね。
追記
ラスター化される時にアンチエイリアスが悪戯したのであろうね。